毎月の言葉

2023年6月の言葉

それぞれの学年での生活が安定してきました。 5歳児は飼育当番も始まっています。先生と一緒にメダカの餌はこの位かな?とメダカの食べる様子を見ながら加減してあげたりしています。

 4歳児の当番も毎日の人数報告を相手に伝わるように目をみてはっきりと言おうと頑張っています。

 3歳の子ども達も仲間という意識が高まってきて円陣になって人数かぞえやゆうぎをみんなで一緒に行おうという気持ちになってきています。

 重たい巧技台を友達や先生と一緒に運んで高く積み、そこによじ登り、平均棒を慎重に降りています。立って前向きに、立って横向きに、お尻で、うつぶせで、などなど、個々、自分で考え降りていました。一人ずつの方が良い。危なくないと徐々に分かってきて子ども達の中から順番のルールが生まれていました。

 それぞれ好きな遊びがあり、楽しんでいます。しかし、自分の思いが先行してしまい、気持ちのズレなどから、トラブルになることも出てきます。子ども達が葛藤を繰り返す中で折り合えるところを見つけながら遊びを進められるよう、子ども同士の関わりを丁寧に見守り援助して行きます。六月、梅雨に入ります。雨の降り方や雨の匂い、雨音の変化に気づいたりして雨の日も楽しんで欲しいです。

 植物には恵みの雨です。プランターに田植えをしました。雨上がりには園庭の稲や野菜・草花の空を観たり、熟したビワやグミの実を食べたりします。室内でも体を使って十分楽しめる環境を用意し、身体も気持ちも発散できるようにしていきます。「動」と「静」のメリハリのある生活をしていくようにしていきます。 ​

お子様の体調に登園させてよいものか、判断をしにくい時は受診をし、医師の指示に従って下さるようお願いします。

登降園コースでも”幼稚園へ行こう””お家に帰ろ う”という気持ちを持って、お兄さん、お姉さんがしっかりと手をつないで歩いています。3歳の子どももみんなで一緒に歩こうという気持ちになっています。列からはみ出ることが少なくなってきました。

子ども達はそれぞれの学年の生活の仕方にも慣れてきて笑顔がたくさん見られるようになりました。自分の好きな遊び・事を見つけて遊ぶようになってきました。

五月は気候も良くなり、戸外で遊ぶことが心地良い季節です。友達や保育者と一緒に伸び伸びと体を動 かしたり遊んだり、生活する楽しさを味わって欲し いと思います。しかし、五月の初めには連休があります。連休明けは登園を渋ったり、環境の変化に不安になることもあります。園生活での楽しいことも少しずつ分かってきている子ども達ですから、ご家庭と園と連絡をし合って一人ひとりが安定し楽しく過ごせるように温かく見守り、後押ししていきましょう。

身体に疲れを残さないように早く寝ること、食事などにご配慮をお願いいたします。

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