二月の前半までは一年で一番寒い時期です。
吐く息が白いです。外ではもちろんですが、「先生 みて『ハァー』と、戸の開いている玄関内で見せていました。
暖かい自分達の部屋では見られないが、建物の中でも寒い所ではゆげが出ることに気づき、発見したことを言葉で表わしていました。
園庭では土が凍っていたり、霜柱が立ったりと冬の自然に出会います。
この時期の自然事象に気づいたり、触れたりして自然のおもしろさ・不思議さを体験できるようにしていきます。
そして春の訪れを徐々に感じるようになることでしょう。
「鬼ごっこしよう」「サッカーしよう」などと友達や先生に声をかけています。「~ちゃんと『ジャングルジムやろう』って約束したから待っているの」などなど、
友達の輪、遊びの幅が広がっています。体を動かすと”暖かくなる”と体験から感じとっていて「あつい」と一枚脱いで再び遊んでいる姿もみられます。
空気の冷たさで体がすくみがちですが動いて遊ぶと楽しいと感じることでしょう。
作品展に向かって「これ切るの難しいんだよなぁ」と言いながらフェルト布をハサミで切ったり、
「こんな形にしよう」「冷たい」と言いながら紙粘土を細工しています。
課題や目的に向かって頭を働かせ、自分の力を発揮しながら作業をすすめています。
コツコツと努力した結果が形になり、満足感・喜びも大きいことでしょう。
今年度は七十周年、記念して春光幼稚園園庭をそれぞれの学年で分担して作り、一同に集め共同作品にします。
どんな所が楽しく作れたかな、どんな所が頑張ったかな、どんな所が難しかったかな・・・子どもの声に耳を傾けて下さい。