毎月の言葉

2021年7月の言葉

入園・進級して三ヶ月が経ち、自分の好きな居場所や遊びを見つけて過ごせるようになっています。
自分の(クラスの)先生との信頼関係も築かれて安心して甘えたり、頼ったりできるようになっています。

また、気の合う友達と誘い合い、一緒に遊び合う姿もたくさん見られます。
園庭のジャングルジムの遊具の地面に小さなマットをつなぎ合わせ床にし、
「屋根を作ろう」と、友達と先生とで力を合わせビニールシートを被せ、お家ごっこの始まりです。
「ねこになる」「(ぼくも)ねこ」「ねこは一人でいいんだよ」等と言い合いながら役決めをしていたのは4才児クラスの子どもです。

5才児クラスの部屋では文字合わせゲームを4・5人の子どもが円になって真剣な表情で楽しんでいます。
文字や数への関心が高まっています。

雨上がりの園庭では殻から身体を出しているかたつむりを見つけた3才児クラスの子ども達、
かたつむりのことを本で調べ、飼育箱で飼いました。名前は”かっちゃん”と”こっちゃん”です。
「葉っぱを食べるとうんちするんだよ」などと盛りあがっています。

友達と気持ちのぶつかり合いや道具の取り合いなどでトラブルが生じることもあります。
必要に応じて仲立ちをし、援助していきます。
ルールのある遊びに取り組み、ますます友達と一緒に過ごす楽しさを味わうことでしょう。

子ども達の気づきや感動を周りの子ども達にも伝えながら、
一緒に共感していきたいと思います。